ビジネスホン(ビジネスフォン)導入に必要な接続工事に対応します
ビジネスホン(ビジネスフォン)をオフィスに導入するには、電話の接続工事が欠かせません。接続工事には、新設工事・増設工事・移設工事の3種類があり、それぞれ工事内容が異なります。こちらでは、各工事の概要と注意点をご紹介します。
新設工事
ビジネスホン(ビジネスフォン)を初めて導入する際には、オフィスへの主装置の設定や配線の引き込みといったさまざまな作業が必要です。なかには「自分でも設置できる」と考えてしまう方もいらっしゃいますが、専門業者に依頼する必要がありますのでご注意ください。工事期間は、中小規模のオフィスに10台程度の設置で約半日です。
選択できる電話回線
ビジネスホン(ビジネスフォン)を使えるようにするためには、まず電話回線の工事が必要です。回線によってさまざまな特徴がありますので、ビジネスホン(ビジネスフォン)の用途や業態に合ったものを選びましょう。
アナログ回線 | 一般家庭でも使用されている電話回線です。1回線につき1着信となります。電話機だけでなく、FAXの接続にも役立ちます。 |
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ISDN回線 | 1回線につき2着信の利用ができる、お得なデジタル回線です。そのまま電話機に接続しても使えないため、主装置で信号を変換します。 |
ひかり電話回線 | NTTが提供している光IP電話の回線です。1回線につき複数の着信が使用できるほか、固定電話と同じ市外局番を取得できます。 |
IP電話回線 | 電話専用の回線を必要とせず、インターネットを利用して音声通話ができるサービスです。電話番号は050から始める番号です。 |
新設工事のチェックポイント
【工事前】
配電盤(MDFやIDF)をあける必要があるため、工事の前に管理会社に開けてもらいましょう。
【工事当日】
当日は、まずオフィス内のカーペットの下などに配線を引き込む工事を行います。
増設工事
オフィスの増員やレイアウト変更などで、ビジネスホン(ビジネスフォン)の増設が必要になった場合は、専門業者による増設工事が必要です。この際に気をつけなければならないのは、現在使用しているビジネスホン(ビジネスフォン)が増設可能なものなのかどうか。また、型番が異なるビジネスホン(ビジネスフォン)を増設する場合は、その型番の製品が使用できるのかどうかといったことも確認しておく必要があります。
増設工事のポイント
【主装置を確認する】
ビジネスホン(ビジネスフォン)を増やす場合、主装置も変更する必要が出てくることがあります。まず主装置のスペックを確認して、そのままでも増設できるかを調べましょう。
【機種・仕様を確認する】
現在使用しているビジネスホン(ビジネスフォン)には何台増設できるのかなど、機種の特徴や仕様などを確認しておきましょう。
【着信数を増やす】
ビジネスホン(ビジネスフォン)の増設にあたって、電話回線の着信数も同時に増やして、より使いやすくしましょう。
移設工事
オフィスを移転した際、それまで使用していたビジネスホン(ビジネスフォン)は移転先では使えなくなります。オフィスのレイアウトに合わせた電話線の張り直しや、電話回線の手配など、新設工事とあまり変わらない手間がかかってしまいます。移設の場合も、専門業者による工事が必要です。
移設工事のポイント
【回線の手配をしておく】
ビジネスホン(ビジネスフォン)の移設時に電話回線やインターネットの手配を完了させておかないと、移設工事が行えません。なお、手配には申し込みから2日~2週間ほどかかります。
【増設可能か確認する】
移設と同時に電話機の増設をする場合は、その機種が増設可能なものかどうかを確認しておきましょう。
【移転日と工事の日程の確認】
オフィスの移転日と電話工事の日程が離れていると、移転してしばらく電話が使えないという問題が起きてしまいます。
【窓口をひとつにしておく】
オフィス移転は、多くの業者の手を借りて行いますが、業者が多ければ多いほどムダな手間がかかります。ビジネスホン(ビジネスフォン)や電話回線などは、まとめて対応できる業者に任せましょう。
電話回線と合わせてLAN工事もお任せください
オフィスにはビジネスホン(ビジネスフォン)だけでなくパソコンも欠かせません。開業時やオフィス移転の際は、電話工事と同時にLAN工事も行うことが一般的です。LAN工事とは、インターネットに接続するためのケーブル工事のこと。電話工事とLAN工事を同時に行うことで工事の効率がよくなるだけでなく、仕上がりもきれいになります。
当サイトでは、電話工事と合わせてLAN工事にも対応しています。開業時やオフィス移転時のネットワーク構築については、お気軽にご相談ください。
LAN工事費用
LAN工事にかかる費用を左右するのは、オフィス内のパソコンの台数やオフィスレイアウト、フロア面積など。さらに、業者によっても工事費用は異なります。当サイトでは、一般的な業者のLAN工事と比較して、大幅にリーズナブルな費用でLAN工事を行っています。
LANケーブル配線費用 | 300円/1m |
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PCネットワーク設定費用 | 7,000円/1台 |
工事の流れ
【新設・増設工事】導入するビジネスホン(ビジネスフォン)の台数やオフィスのレイアウトを決めておきます。
【移設工事】移転前のオフィスから、移設するビジネスホン(ビジネスフォン)やケーブルなどを回収します。
開業によるオフィス新設の手続きや、オフィス移転などの手続きなどが完了次第、工事を開始します。
オフィスのレイアウトに合わせて電話線の配線工事を行います。
主装置を設置して、内線や留守番電話などの設定を行います。
ビジネスホン(ビジネスフォン)を設置し、1台ずつ設定作業を行います。
お客様のご要望通りに工事ができているかどうか、お客様とチェックします。
工事内容に問題がなければ完了となります。